マーケティング用語
ペルソナ
ペルソナとは、企業や商品のマーケティングにおいて、典型的なターゲットとなるユーザー像を指します。商品のユーザーとなる人物のイメージを一致させる目的で活用される概念です。
本来、ペルソナ(Persona)は心理学で人間の「外的な側面」を表す言葉と定義されていますが、マーケティングではこれを用いて「架空のユーザー像」という意味で使用されます。<
ペルソナの設定は社内でのユーザー像を一致させる上で、非常に重要な作業です。商品のターゲットとなる人物像を明確なイメージ(ペルソナ)として共有し、マーケティングの方向性にブレが生じないよう統一する役割を果たします。
またペルソナを設定し具体的なユーザー像の認知を深めることで、ユーザーのニーズを商品に上手く反映させられるというメリットもあります。
ペルソナの設定は、年代や性別、職業、勤務先、給料、住まい…のように、詳細に設定します。これらは担当者の理想や思い込みではなく、商品のユーザーデータに基づきながら、リアルなユーザー像を具体的に落とし込んでいきます。
近い概念に「ターゲット」がありますが、ターゲットよりもペルソナの方がより詳細にユーザー像を設定します。
ユーザーのニーズが複雑化している近年では、マーケティングにおいてぜひ活用すべき概念であるといえるでしょう。
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