「Webサイト成功のための6つのフレームワーク」 マーケティングオートメーション(MA) - 東京のホームページ作成会社・Web制作会社シスコム

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マーケティングオートメーション(MA)

マーケティングオートメーション(MA)は、さまざまなツールを活用し、マーケティング業務のサポートや自動化などを行う仕組みのこと。MAを導入することで、マーケティングの効率化や生産性向上を実現できます。

MAが必要となってきた背景としては、インターネットやスマートフォンの普及が挙げられます。消費者が自ら情報収集できるようになったため、企業側が消費者に合わせていく必要があるのです。広告やテレビCMで一方的に情報を流すのではなく、最適なタイミングで、人々が必要としている情報を提供することが求められています。膨大な情報を集めたり提供したりするためには、テクノロジーを活用しなければいけません。そこで生まれたのが、MAという仕組みです。

MAは主に、3つの要素に分かれています。1つ目は顧客情報の収集。2つ目は見込み顧客の育成。そして3つ目は、マーケティング施策の分析です。

まずは、顧客が興味を持っているコンテンツの情報などを収集します。そうすることで、多様化する消費者の動向に対応する方法を模索できるのです。

その後、見込み客を顧客に育成するために、見込み客に対して最適なタイミングで情報提供を行います。従来は、見込み客一人ひとりに対してメールや資料などを送付する作業が必要でした。しかしその作業を自動化させることで、顧客の育成が行いやすくなるのです。

またこれまで行ってきたマーケティング施策を分析することで、さらなる改善に繋げます。MAの導入によって、顧客の行動を一括管理できるようになり、分析も行いやすくなります。

 

MAの具体的な内容は、以下のような業務です。
・顧客の氏名や役職などの管理
・メール開封率、サイト訪問回数のスコアリング
・アクセスの解析
・顧客の配信リスト作成とメール配信
・キャンペーン管理<
・名刺のデータ化
など

MAを導入することで得られる利点は、業務の効率化や生産性向上だけではありません。たとえば、手作業で発生する可能性がある人的ミスを防止できます。文章の誤字脱字や電話番号の記載ミスなどが発生すると、訂正のために時間がかかります。顧客の名前を間違えると、信頼を失うことにも繋がるでしょう。MAを導入することによって、このようなミスを防ぐことができるのです。

また見込み顧客の取り逃しも防げます。消費者のメール開封率やサイト訪問回数などの情報を収集しているため、最適なタイミングでのアプローチが可能です。

MAの具体的なツールとしては、「SATORI」、「AutoLine」、「Pardot」、「Salesforce Marketing Cloud」、「b→dash」などが挙げられます。