リールをビジネス活用するためにInstagramのリールとは?TikTokとの違いは?

目次

    Instagramに新しく実装された「リール」。これまでにストーリーズなどがビジネス利用されている背景から、リールでのビジネス活用ができないか考えている方は多いのではないでしょうか。波に乗り遅れないためにも、SNSをはじめ、新たなサービスへの感度を高めておく必要があるでしょう。

    そこで本記事では、リールの概念や、TikTokやInstagramのストーリーズとの違い、メリット・デメリットについて解説します。

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    リールとは?

    リールとは、Instagram(インスタグラム)に新しく追加された機能のこと。15秒の短尺動画の投稿が可能です。似たようなサービスとしてTikTok(ティックトック)がありますが、米国による「安全保障上の懸念がある」という発言から、使用禁止の流れが加速しています。そうした中で注目されているのがリールなのです。

    リールはどのような動画が作れるのか

    リールはアプリ上にあるさまざまなツールを使って、エンターテインメント性の高い動画を作成することができます。ミュージック機能や速度調節機能、エフェクト機能が最たるもので、その他にもタイマー機能や位置調節機能など多種多様な機能が魅力です。

    リールの利点

    リールの最大の利点は、通常のフィード投稿のように、発見タブに表示されることでしょう。そのため、自分のアカウントをフォローしていない人にも認知される可能性があります。またキャプションがつけられるため、文章によってPRすることも可能です。

    リールの利用者層

    リールの利用者層は、10代から20代の若者が中心。前述の通り、エンターテインメント性が高いコンテンツが作成できるため、若年層に人気があることが考えられます。

    リールを検索タブで上位表示させるためには

    リールを検索タブで上位表示させると、多くの人に認知してもらいやすくなります。できればやり方を知りたいですが、明確な方法については公表されていません。ただ通常のフィード投稿が、ユーザータイプやいいね数、保存数を考慮して決定されていると考えられていることから、リールに関しても同様のアルゴリズムで決定されている可能性が高いといえます。

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    TikTokとの違い、ストーリーズとの違いとは

    ここではリールとTikTok、リールとInstagramのストーリーズの違いについて解説します。それぞれ似たようなサービスですが、多少の違いがあります。コンテンツや用途によって使用すべき機能は異なるため、しっかり違いを理解する必要があります。

    リールとTikTokの違いは?

    TikTokとは、短い動画を投稿するSNSプラットフォームのこと。撮影できる動画の長さは15秒以内ですが、複数の動画を組み合わせることで最大60秒までの動画が作成できます。リールも15秒以内の短尺動画を投稿するという点では非常に似ているサービスです。では違いはどのような点でしょうか。

    最大の違いは公開する範囲です。リールは限定公開やDM(ダイレクトメッセージ)という形で、特定の人にだけ公開することができます。また、使用する音楽について、著作権の心配がないため、好きな音楽を選べる点も異なります。

    その他の角度から考えると、Instagram(リール含む)とTikTokでは、使用されているアルゴリズムが異なる点も挙げられます。TikTokでは「おすすめ」という項目で、Instagramのリールでは「注目」や「発見タブ」という項目で、フォロワー以外のユーザーに認知してもらうことができます。他方で、同じコンテンツをそれぞれのSNSで投稿しても同様の結果となるとは限りません。これがアルゴリズムによる違いで、反響を得られる基準がそれぞれで異なるのです。

    リールとストーリーズの違いは?

    同じInstagramの機能であるストーリーズとの違いはどうでしょう。写真や動画を撮影して投稿するという流れは同様であり、リールもストーリーズの作成画面と同様の場所から行います。

    ただ、掲載される時間に違いがあります。ストーリーズは24時間限定で投稿されるのに対し、リールは通常の投稿のように基本的に削除されるまで永久に保存されていきます。

    また、リールには複数の投稿先があり、基本的なフィード投稿のみならず、ストーリーズに投稿することも可能。ストーリーズに投稿すると、24時間限定でリールの宣伝ができます。このようにリールは、さまざまな方法で投稿が可能という意味で多様性があります。

    その他、アカウントを非公開でなく公開に設定している場合は、発見タブに表示される可能性もあります。これによりフォロワー以外の人に認知される可能性もあり、多くの人にアプローチできる可能性があります。

    このようにそれぞれに特徴があり、似たようなサービスでも多少の違いがあります。適した媒体を使用したいものです。

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    リールをビジネス利用するメリット・デメリット

    リールをビジネスで利用する場合はどうでしょうか。ここでは、リールをビジネス目的で利用する際のメリット・デメリットを解説します。

    リールを活用するメリット

    リールをビジネス利用する際の最大のメリットは、多くの人々に認知してもらえる可能性がある点です。前述でも述べたとおり、うまく運用することで検索タブで上位表示させることができます。上位表示させることができれば、必然的に多くの人の目に止まり、興味を持ってもらいやすくなります。またハッシュタグを用いることで、上位表示されなくても検索から投稿に来てもらえる可能性があるでしょう。

    従来であれば、リスティング広告やディスプレイ広告、チラシや電話などの広告費用をかけて見込み客を集客する必要がありました。しかしリールを用いることで、基本的には無料で集客することが可能。それでいて認知される可能性も高いため、大きなメリットと言えます。

    リールを活用するデメリット

    反対にデメリットはどのような点でしょうか。まず挙げられるのは、年齢層の問題です。10代や20代がユーザーの大半を占めるリールは、必然的に年齢層が絞られます。若年層をターゲットに集客したい場合は有効ですが、もっと上の世代を集客したい場合は向かない可能性があります。

    またアルゴリズムが公表されていないため、効果検証がやりにくいという点も挙げられます。リスティング広告などでは、費用さえかければ最低限認知してもらうことは可能です。しかしリールでは、上位検索されるアルゴリズムが公表されていないため、間違った方向に運用すると全く効果が現れない可能性もあるのです。

    メリット・デメリットを考えた上で運用を検討する必要があります。

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    ビジネス利用の可能性

    まだまだビジネス利用が進んでいないリール。しかし、公開当初のTwitterやFacebookがそうであったように、今は不可能だと思われている場合でも今後普及する可能性は往々にしてあります。特に若年層をターゲットに商品を販売する場合は、早い段階で運用する必要があるでしょう。

    ビジネスでの利用は進んでいないものの、その拡散性は非常に魅力的。自社の商品やサービスに合っている場合は、積極的に活用していきたいものです。

    まとめ

    TikTokやストーリーズと並んで、若年層に人気を博しているリール。それぞれのSNSは似ているものの、若干の違いがあります。自社の商品などに合ったSNSを活用することで、集客方法の1つとして活躍するでしょう。

    まだまだ普及には程遠いリールですが、今後ビジネスインフラの1つとなる可能性があります。本記事を参考に、リールをはじめ、各種SNSについて学んでおきましょう。

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